- SEをしているがプログラミングスキルに自信がない
- 後輩にプログラミングスキルを抜かれそうで不安
せっかく念願のIT企業に入社出来たのにも関わらず、全然プログラミングが困っているというあなた。
IT企業というとプログラミングが得意な人が多いイメージかもしれませんが、別にプログラミングが出来なくても仕事を続けていくことは可能なのです。
研修の時から周りの同期と差を付けられて悔しい思いをしたかもしれません。
「自分には向いていないのかな」
と思ったこともあるかと思います。
ですがプログラミングが出来なくてもIT企業で生きて行く方法はあります。
今回はそんなプログラミングが出来なくても、IT企業で生き延びる方法をご紹介したいと思います。
目次
プログラミングが苦手なら報告力で勝負
プログラミングが出来ないのなら、早めに
「時間内に終わりそうにない」
「納期に間に合わない」
などの報告を上司に行って、自分の抱えている作業を他の人に手伝って貰えばいいのです。
会社というのはチームで仕事をしているので、あなたに出来ないことは他の人に手伝って貰えばいいのです。
時間を決めて間に合わないと思ったら報告
まず、仕事に取り掛かる際にまず今の仕事を終わらせるべき時間を設定します。
そして、その仕事を行っている間は、定期的に時計を見るようにして、常に終了時間を意識出来るようにしておきます。
そうすることにより、終了時間が明確になり、もし今のペースで作業を進めていくと
その仕事が時間内に終わらない場合、早めに報告を行うことが出来るからです。
例えば、作成中のある機能を午前中に終わらせなければならないとします。
間に合わなかった場合、いつもお世話になっているお得意様に多大な迷惑をかけてしまう状況を想像してください。
始業から取り掛かって、2時間くらいで作成し、最後の1時間を動作確認をし、バグを発見したら修正する予定だとしましょう。
初めは順調に進んでいた作業も、意外なところで時間がかかり、
最後の動作確認の時間になっても作成の段階だった場合、絶対に予定には間に合いませんよね。
プログラミングが出来ない人の場合は、思わぬところで時間がかかってしまい、
自分が思っているよりも時間が掛かってしまうというのは多々あります(私も本当に何回も経験しました(笑))
ですので、もう絶対に間に合わないと思った場合は早めに上司に報告を行う必要があります。
上司に報告を行い作業やスケジュールの再調整をしてもらいましょう。
プログラミングが出来ないのならば、早めに報告をして助けを求めましょう!
時間の延長は絶対にNG
先程の例の場合をとってみましょう、最後の動作確認の時間なのに、まだ作成が終わっていなかった場合、本当ならすぐに報告をするのが正しいのですが、そういう時に
「他の人に迷惑をかけたくない」
「上司に出来ないやつと思われたくない」
などと考えてしまい、なかなか報告をすることが出来ず、
「後10分考えたら出来るかもしれないなどという」
出来もしない考えに至ってしまい、結局時間内に終わらせることが出来ず、怒られてしまうという経験があります。
その経験から言えることは
絶対に初めに決めた時間を延長してはいけない
これに限ります。
後少しで出来そうなら、若干の延長はいいかもしれませんが、全く見当もついていない状態なら時間の延長は絶対にしてはいけません。
たいていの場合、延長したとしても時間内に終わらせることは出来ません(笑)
早めの報告により作戦が立てやすくなる
なぜ、早めに報告を行うことが重要なのでしょうか?
早めに報告を行うと他の人に作業を割り振ることが出来るから
残念ながら私はプログラミングが出来ません。
まだ入社して数年の人などは、バグを一瞬で直したり、何百行も一日に作成したり出来ません。
ですので、時間に間に合わなくなったりすることもあります。
そんな時に、早めに間に合わないという報告を行うことによって、優秀な人に仕事を一部引き継いでもらうことが出来るのです。
仕事は一人ではなくチームで行うことの方が多いので、チーム全体で間に合わせればいいのです。
一人で抱え込んで自滅するのは最悪
確かに、上司に出来ないという報告をするのはなかなか難しいと思います。
私自身も以前はそうでした、
「評価が下がるかもしれない」
「次から仕事を全然回して貰えないかもしれない」
などとネガティブなことを考えてしまい、なかなか報告を行う事が出来ませんでした。
しかし、最後の最後で、自分の仕事が終わってなかった時が一番迷惑をかける
ということを先輩に言われてから自分の意識が変わりました。
まだ時間に余裕があるうちに間に合わないと報告されても他の手の空いている人に作業を割り振るなどして、対策を立てられるのですが、最後に出来てなかった場合はどうすることも出来ません。
チームで仕事をしている限り、
一人で仕事を抱え込んで、最後の最後で出来ていなかったということは
絶対にしてはいけないのです
何処まで出来たのかを報告しよう
報告をすると言っても、
「このままでは間に合いません」
「全然進みません」
などといったような報告をしてはいけません。
- どこまで出来て、どこからが出来ていないのか
- どの部分を他の人に手伝ってほしいのか
をしっかりと伝える必要があります。
この二つを伝えずに、ただただ出来ないという報告を行うと、上司に初めから人任せにしているという印象を与えてしまいます。
プログラミングが出来ないのは仕方がありません、得手不得手もありますし、センスも必要です。
ですが、初めから他の人に手伝って貰うという考えを持っていては絶対にダメです。
ですので、先ほどの二点を報告し、出来なかった部分を他の人に手伝って貰いたいという報告をする必要があります。
最後に
SEやPGをやっていて、プログラミングが出来ない人は今の仕事が向いていないのかなと考えることも多いのではないかと思います。
しかし、プログラミングが出来なくても出来る仕事はありますし、出来ないなりに、自分の仕事が出来なかった時は早めに報告することが非常に大切です。
この記事を読んで、プログラミングが出来なくても、少しでも自信をもって仕事に取り組んでいただければ幸いです。