- IT企業に入って4年目~6年目になりプログラミングが嫌いになった人
- どんどん後輩に抜かされてプログラミングが嫌いになった人
学生の時はプログラミングをすることが好きで、大学の時も情報系でIT企業に就職したという人も多いと思います。
ですが大学の時とは違い仕事になると一気に難易度が上がりついていけなくなったという人や優秀な後輩が入ってきてグングン成長して抜かれてしまったという人もいるのではないでしょうか。
もちろんそういう状況になってしまえばモチベーションも下がってしまい、プログラミングが嫌いになってしまうということもあります。
今回はプログラミングを仕事にしているが、プログラミングが嫌いな人は今後どのようにして生きていけばいいのかをお伝えしたいと思います。

目次
嫌いになった理由を明確にしよう
まずはなぜプログラミングが嫌いになったかを考えてみる必要があります。
その理由にそって適切な対処をしていくことで、またプログラミングを好きになるキッカケを作るのです。
仕事についていけなくなった
就職をして実際にプログラミングの仕事をしてみると、大学の時に行っていた課題とは難易度がかけ離れていることがわかります。
大学の時は優秀でそこそこ成績も良くて、周りの友人から課題を教えて欲しいとよく頼まれていた人でさえ就職してからはなかなか結果が出ないということもあります。
「あんなに大学の時は優秀だったのに」
「プログラミングは得意なはずだったのに」
と過去と現実のギャップに苦しめられ、結果プログラミングが嫌いになったということはあると思います。
ですが そんな時こそ自分のプログラミングに対する姿勢を振り返ってみて欲しいのです。
例えば仕事で分からなかったことは家に帰ったりして調べたりしたのか?
他の人が寝ている間遊んでいる間に少しでも勉強をしたのか。
などプログラミングの勉強に対する姿勢を再度確認してみましょう。
ITという業種は移り変わりが早く常に進化が求められる業種であります。
ですので少し勉強をサボってしまうだけでも他の人に抜かれてしまうことはあります。
自分が本当にしっかりと勉強出来ていたのか、最善は尽くせたのかを考えてみて下さい。
後輩に抜かれた
サラリーマン生活を続けていると、先輩を追い越すときもありますし、 後輩に抜かれる時だってあります。
毎年入ってくる新入社員に、風の噂で
「今年の新入社員はなかなかできるような奴がいるらしいぞ」
などと聞いた日には、 先輩方は内心ヒヤヒヤしているに違いありません。
自分の方が何年もプログラミングをやっているのにも関わらず、今年入った新人や後輩に抜かれてしまうとやる気を失ってしまうのも無理もありません。
ですがそんな時こそ勉強のチャンスなのです
「あの後輩を追い越してやろうと」
「あの後輩に質問されてすぐに答えられるように勉強しておこう」
とそう思うからこそ人は成長できるのです。
確かに今が辛くて今まで自分が積み重ねてきたものが無駄になってしまったような気になるかもしれませんが、決してそんなことはありません。
プログラミングに関して今は抜かれてしまったかもしれませんが、今こそ情熱を燃やして後輩を抜け返してやるんだという強い想いを持って勉強することであなたも大きく成長できるはずです。
嫌になる気持ちは分かりますが、その気持ちを成長へと向けることによって今まで以上に飛躍できることでしょう。
プログラミング以外の仕事に嫌気がさした
IT企業に入ってSEやプログラマという仕事をしていてもプログラミング以外の仕事をすることはめちゃくちゃあります。
プログラマならプログラミングをしている時間は長いかもしれませんが、 SE になるとほとんどプログラミングをしている時間はありません。
プロジェクトのメンバーの管理、試験書の作成、客先との会議、など仕事は山ほどあります。
その時にプログラミングが好きで IT企業に入ってた人は、自分の好きなプログラミングができなくなり嫌いになってしまうのも無理ありません。
プログラミングが嫌いになったら転職も考えよう
学生の時は好きだったけれども今はもうプログラミングが全く好きでないという人は、転職というのも視野に入れると良いでしょう。
今までのITとは関係のない業種をおススメします。
プログラミング以外の仕事が嫌でプログラミングだけしていたいという人は他のIT企業を志望するのもいいと思います。
そもそも it 企業は嫌という人は全く違う業種に転職するというのも選択肢の一つだと思います。
嫌いなことは続かない
皆さんは好きでもないことを毎日続けることが出来ますか?
おそらく毎日好きでもないことを続けることが出来るのはほんの一部の人だけだと思います。
食べるのを我慢したり、したくもない運動をしたりなど嫌いなことをしているから、なかなか続かずに三日坊主になってしまうことが多いのです
プログラミングも同じです嫌いなことは続かないのです。
一時的にプログラミングが嫌いなのであれば、またプログラミングを好きになる可能性はあると思います。
ですが数ヶ月や数年とプログラミングが嫌いな期間が続くようであれば、これからもおそらくプログラミングをずっと嫌いなものである可能性が高いです。
そうなってしまうとプログラミングに対して勉強する意欲も起きませんし、毎日嫌な事をダラダラと続けてしまうと人生が非常にもったいありませんし成長できません。
そういう時は思い切って転職することをお勧めします。
毎日嫌いなことをして過ごすにはあまりにも人生は長すぎます。
好きで得意なことを探そう
今までずっとプログラミングばかりやってきて他の業種なんてうまくやっていけるか分からない、という人は自分の得意なことを仕事にしてみましょう
私の考える得意というのは、あまり努力をせずに他の人よりも良い結果を残せるものと考えています。
例えば学生の頃からあまり勉強せずに成績が良かったという人は、 いい大学に入ってお医者さんや弁護士になるというのも選択肢の一つだと思います。
絵が上手な人はデザインを勉強して Web デザインなどの会社に就職するのもいいでしょう。
好きで得意なことなら続けることも出来ますし、結果も出てきてモチベーションも上がるので自然と勉強時間も増えます。
正直プログラミングが嫌いな SE なんていっぱいいます
プログラミングが好きで好きで休みの日もずっとプログラミングをしているという人も正直ます。
ですが大半はプログラミングは生きていくため食べるためにしているという人が方が大半ではないでしょうか。
私ももちろんプログラミングは好きではないですしもちろん得意でもないです笑
休みの日にプログラミングをしたいとも思いませんし、正直プログラミングが楽しいとも思いません。
ですが仕事で必要な場合は勉強もしますし、仕事でわからないことがあれば家に帰って調べたりもします。
これは別にプログラミングが好きだからやっているというわけではなく生きていくために仕方なくやっているという理由の方が大きいです。
意識が低いと思われるかもしれませんが私のような人は結構いると思います。
ですので it 企業に勤めているにも関わらずプログラミングが全く好きではないと自分を責めるのではなく、生きていくためにプログラミングの勉強は必須だと割り切って考えるのもありではないでしょうか。
まとめ
プログラミングを好きになることも嫌いになることもあると思います。
でももし嫌いになってしまったとなれば、モチベーションは長くは続けられませんしその時点で成長も出来ません。
ですので自分の得意なことは何なのか、好きなことは何なのかをしっかりと考えましょう。
そして新しい職場へと羽ばたくのも全然ありな選択だと思います。
ここまで読んでくださってありがとうございました。