- プログラミングってどんなものか体感してみたい人
- 今まで一度もプログラミングをやったことがない人
プログラミング全く行ったことがない人に 、プログラミングの初めの一歩ご説明していきたいと思います。
プログラミングと言うと少し難しそうなイメージがあるかもしれませんが、一つ一つ落ち着いて学習していけば必ずできるようになります。
私も初めて習ったのは大学の授業の時です、その時はちんぷんかんぷんでしたが、今ではある程度できるようになり、仕事にもしています。
しっかりと勉強をすれば皆さんも必ず出来るようになります。
それではプログラミングのはじめの一歩ご説明していきたいと思います。
初めの一歩は文字を表示させてみよう
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#include <stdio.h> int main(void){ printf("Hello World"); } |
まずは上のプログラムを実行してみてください。
そうすると画面に「Hello World」という文字が表示されたと思います。
上記のソースコードはprintfという関数を用いて、画面上に「Hello World」という文字を表示させています。
「Hello World」という文字の表示はプログラミングを学習するにあたって、おそらくほとんどの人のプログラミングの初めの一歩だと思います。
私も大学でプログラミングを習った時に一番初めにその文字を表示しました。
これであなたもプログラミング世界に一歩足を踏み出しました。
まあこれだけでは画面上に文字を表示されるので全く楽しくありませんよね。
それでは次のステップで行ってみましょう
まずは変数、分岐、ループを覚えよう
細かく分けるとたくさんあるのですが 、基本的にプログラミングは変数、分岐、ループの三つから成り立っています。
例えば、あなたが朝起きて平日であれば会社や学校に行くと思います、そして休日であれば少し遅い時間まで寝ているのではないでしょうか。
この平日の場合と休日の場合の動作を分けるのが分岐です。
そして一日24時間が7回繰り返されて一週間になり、その一週間が4回繰り返され一か月になります。
といったような繰り返し処理のことをループ処理と言います。
これはプログラミングの世界でも同じで、分岐とループによって全てが構成されていると言っても過言ではありません。
皆さんが普段から使っているソフトも、簡単に言うと分岐とループから成り立っているのです。
それでは詳細を説明していきたいと思います。
変数とは
変数と言うと少し難しく感じてしまうかもしれませんが、何かの値を入れる箱だと思ってください。
それでは先ほどのソースコードに少し修正を加えた次のソースコードを実行してみてください。
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#include <stdio.h> int main(void){ int val1=1; printf("%d\n",val1); } |
そうすると1という数字が表示されていると思います。
これはval1という変数に1を代入したので、1が表示されたという結果になります。
1 |
int val1=1; |
ここの部分なんですが、プログラミングでは=は代入を表します。
ですので上記の部分は、val1という変数に1という数字を代入するという命令が記載されています。
ではもう一つ次のソースコードを見てください。
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#include <stdio.h> int main(void){ int val1=1; int val2=2; int val3=0; val3=val1+val2; printf("val3=%d\n",val3); } |
新しくval2とval3という変数を追加しました。
val3にval1とval2を足し合わせた結果を代入しております。
ですので最終的な表示は3になっているはずです。
このように変数というものはデータを格納する箱です。
プログラミングを始めたばかりの人にとっては少しとっつきにくい部分かもしれませんが、慣れてしまえば変数など大したものではないので大丈夫です。
これで初めの一歩から少し進むことが出来ました!!
プログラミングを行う上で必須の知識となりますので、必ずマスターするようにしましょう。
分岐について
分岐とは何かの条件をもとに処理を分けることを言います。
例えば、変数が1の時は変数に1をプラスして、変数が0の時は1をマイナスするという処理を行いたい時などに分岐処理というものが必要になります。
実際はこのようにソースコードを書いていきます。
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#include <stdio.h> int main(void){ int val1=1; if (val1==1) { printf("valは1です"); } } |
このソースコードを実行すると、
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valは1です |
と表示されます。
これはval1という変数の値が1の時にのみ出力されます。
1 |
if (val1==1) |
これはなに?って思った人もいると思います。
プログラミングにおいて「==」は比較演算子といって、
「val1と1が同じ値かどうかを比較する」という意味を持っています。
少々複雑な部分もありますが、何度も分岐処理を書いていると慣れてくるので安心してください。
ループとは
ループとは一定の条件の間同じ処理を繰り返すことをループと読みます。
同じ処理を何度も記載するのは非常に見にくくなりますし、書くのも非常に面倒くさいです。
そして間違えも起きやすいので、ループという処理を用いて同じ処理を何度も繰り返します。
例えば5回「Hello World」という文字を表示する場合はどうしますか?
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printf("Hello World\n"); |
これを5回繰り返すのでも、5回表示することは可能です。
ですが、これが100回、200回となった時に非常に不便ですよね。
そんな時にループ処理が必要になってきます。ループ処理はforという構文を用いて表すことが出来ます。
次のソースコードを実行してみて下さい。
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#include <stdio.h> int main(void){ int cnt = 0; for(cnt;cnt<5;cnt=cnt+1){ printf("Hello World\n"); } } |
5回「Hello World」と表示されていると思います。
それではfor文の説明を行っていきましょう。
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for(cnt;cnt<5;cnt=cnt+1) |
この部分がfor文の条件を記載している部分になります。
for文の条件は
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for(初期値;条件式;一周ごとの処理) |
となっていて、cntが初期値の0から、5よりも小さい間ループが回り続けます。
そして一周ループが回るごとに、cntが1づつ足されていきます。
このように同じ処理を繰り返し行いたい場合は、for文を使って処理を繰り返し行うと同じ処理を何度も書く必要がなくなります。
まとめ
プログラミングの初めの一歩は確かに少し難しいかもしれません。
ですが学習していくにつれて、ドンドン自分に分かることが多くなってきて絶対に楽しくなっていくはずです。
プログラミングを勉強するメリットは非常に大きいです。
最初はつまづくかもしれませんが、毎日しっかりと勉強を続けることによって絶対に出来るようになります。
継続が本当に大事です。ですので、ここでしっかりと復習をして毎日勉強を続けましょう。
きっと出来るようになりますよ!!
ここまで読んでくださってありがとうございました。